mitaimon
なんでしょう、この正規軍が逃げ散った後に民兵が砦に取り残されている風情は。まるで騙された人たちの見本市みたいな感じで、むしろ先にこちらを削除してあげるほうが望ましいのではなかったのでしょうか。
h-yamaguchi

「割箸」と環境問題

1. 現在日本の外食産業で使われている「割箸」はその殆どが中国産です。
2. 中国では年間250億膳ほどを日本に輸出している、といわれておりますが、
一方で中国国内向けではこれより多い300億膳が流通している、といわれております。
3. 割箸はその昔、間伐材や丸太(原木)を四角く製材したときに出る断面が半円形の「背板」と呼ばれる端材から作られておりました。それが現在、中国では芯部の直径約5cmほどを残した総てで割箸は作られておりました。
4. 割箸に使われる樹種はヤナギ科のアスペンと樺がほとんどです。アスペン材はほとんどが植林された人工林のものが使われており、樺材については7割がロシア産という事でした。
5. 植林については、日本の箸輸入企業組合では30年ほど前から資金を提供し続けております。
6. 資料によると、中国の森林面積と蓄積量は増加しつづけているとの事です。「中国第五次森林資源調査 1994-1998」によると、森林面積は世界第五位、森林保有量は第七位にランクされています。
7. 樺材は原野にー番最初に生えてくる原初木で放っておいても森ができる、との事でしたが伐採が続きロシア政府はこの原木輸出に多大な税金をかける事になりました。(丸太輸出税80%を2009年1月実施予定)
10. 木材加工技術の向上により、建築樺造材には向きだったアスペンや樺を合板にしています。樺でつくられた合板は高級品として高額で取引されます。
11. このため、現在中国は世界第ー位の木材輸入国でありながら、世界第二位の合板輸出国になっています。
12. 割箸はそんな中国の木材消費量のおよそ0.16%しか占めていません。伐採による森林減少の元凶は割箸ではなくこれらの木材製品なのです。しかも、日本で使われている割箸はその中の半分以下です。我々日本人の割箸使用が中国の森林を破壊している、という非難は当を得ないものです。
13. 黒龍江省の原木加工工場では最高でマイナス30度にもなる厳冬期の11月から3月にかけて伐採したものを加工していました。これは、この時期の木は新芽を吹き出さないため木肌が白さを保っているからです。その中でも最も白い肌のものを日本向けとして選別していました。国内向けは小さな節が濃い茶色を残していたり、皮に近い部分がキズついてシミになったりしたものを使っていました。
14. 木製割箸の白い肌を見て薬品を使っていると見るのは早合点で、実際には原木を箸の長さに切り、高温で蒸して柔かくなったところを大根のかつら剥きの要領で薄板にし箸の形に裁断、仕上げして終りです。薬品を使う工程など入り込む余地はありませんでした。
15. 南方で作られる「竹製」の製は同様に冬季に伐採したものを使いますが、「竹喰い虫」が卵を産み付けているおそれがあるため食品衛生法で認められている漂白殺菌剤(亜硫酸ナトリウム=食品添加物)を使っていますが、現地での事後検査、日本輸入時点での検査を受けて残留していないことが碓認されたものだけが国内流通しているとの事でした。
16. 木材は環境問題、とりわけてCO2排出規制の視点からも優等生です。木は生長と共にCO2を吸収し、その中に固定します。この吸収量は成長期ほど大きく、数十年も経つとほとんど吸収しなくなる、と言われております。
17. 又、森林は適度に間伐を施さなければ密集してそのまま立ち枯されてしまいます。アスペンや樺は成長が早く、30年もすると中心部が枯れて空洞化し最後には腐ってしまいます。
18. 成長の早いアスペンや樺を植林しながら伐採して使うことは森林を活性化しより多くのCO2吸収、即ち地球規模での削減につながります。
19. 又、木材は最終的に燃やされるまでCO2を固定していて、燃やされることによって放出しますのでCO2排出の点からは「ゼロエミッション」として評価できます。
20. 昨今外食業界を賑わしている「マイ箸運動」は別として、「プラ箸転換」は数十年後には枯渇すると言われている有限資源である「石油」を使って作られるもので、さらには洗剤や高温のお湯を使わなければならないなど、却って環境負荷を高める原因となっていることは間違いありません。一部の外食チェーンでは「プラ箸転換」を大々的に発表実施したもののその間違いに気付き改めて「割箸」に戻すことを検討している、という情報もあります。